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- 1.初盆・盆提灯のご紹介
- 2.お盆の由来
- 3.お盆の供え物
- 4.粗供養品の目安と渡し方
お盆の由来
日本を代表する風俗文化のひとつで、先祖供養の儀式。
正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、サンスクリット語の「ウラバンナ」の音訳です。
地獄で苦しんでいた弟子の母親をお釈迦様が供養してお救いになられたという故事に由来し、地獄に堕ちて苦しんでいる霊を救うために供養を営むことなど、由来には諸説あります。
この風習が日本に伝わり、日本古来からあった先祖祭と融合し、お盆の習慣が庶民に広まっていったといわれています。
お盆の供え物
家の中に「盆棚」や「精霊棚」を設け、初ものの農作物でつくったお供え物を飾ります。
供養膳には、精進料理、白玉団子、季節の野菜や果物、故人の好物なども供えます。
供養膳には、精進料理、白玉団子、季節の野菜や果物、故人の好物なども供えます。
また、なすの牛やきゅうりの馬、そして洗った米、なす、きゅうりなどをさいの目に刻んだものを混ぜて、蓮の葉の上に盛り付けた水の子と呼ばれるものも供えます。
粗供養品の目安と渡し方
初盆・新盆には、お参りに来られた方へのお返しや初盆法要の粗供養品を準備します。
軽くて小さなもの、たくさんあっても困らない食品や日用品など、かさばらず、重すぎず持ち帰りの負担にならないものがいいでしょう。例えば、お菓子類やお茶、石鹸、タオルなど・・・表書きは「粗供養」や「志」とします。
軽くて小さなもの、たくさんあっても困らない食品や日用品など、かさばらず、重すぎず持ち帰りの負担にならないものがいいでしょう。例えば、お菓子類やお茶、石鹸、タオルなど・・・表書きは「粗供養」や「志」とします。
お盆の1ヶ月から1ヶ月半くらい前に、葬儀の会葬者の約3分の1~半分程度の数を準備されることをおすすめします。また、郵送などで「お供え」をいただいた方には、後日「志」の品をお送りします。
愛媛県南予地方では、初盆を迎えられる各家庭で「灯篭」を飾ります。お寺・宗派により灯篭を飾る日は異なりますが、7月末くらいが多いようです。この行事を「灯篭初め」といいます。この頃からお参りに来られますので、粗供養品を準備されることをおすすめします。